どっち?
小説ってありますよね。そう、あなたが途中で読むのを止めてしまったアレです。まあ自分こそ最近まったく読めておりませんが。絶賛放置プレイ中ってやつで申し訳ないという気持ちはあります。
ところで小説を「読む」ことが多いですか?それとも「書く」ことが多いですか?私はいつだって読み手で、書いたことなんて一度もありません。小説を書く人の頭の中ってどうなっているんでしょうね。素直に尊敬です。
よくある(?)光景
Aさん「趣味は読書です。小説が好きです。」
Bさん「え~、じゃあ何かオススメの小説ある?」
あるでしょこういうこと。きっとある。あったはずだ思い出してみろ。
私は完全にBさん側の人間です。でも正直、他人がオススメする小説って読みますか?読まないんだよな〜聞くだけなんだよな〜。男なんてそんなこと聞いてる間もエロい事考えてますからね。ほんとダメ。え?私だけ…?
「あ!自分もその小説好き!」なんて状況になれば話が弾むんでしょうねきっと。そしてそのまま男女は夜の街へと消えていくんだ…ウワアアアアアアア!!!!!!!!!!!!
好きな小説
オススメではない。ただ私が好きなだけだ。
とりあえず3つ挙げてみる。
『蠅の王』著者:ウィリアム・ゴールディング
ああ、これぞ人間…という感じ。大人だったら?という思いが頭をよぎったこともありますが、特に変わらないかもしれないなあ、むしろもっと…なんて思います。
『隣の家の少女』著者:ジャック・ケッチャム
扶桑社ミステリーから、金子浩=訳を持っています。
ケッチャム作品は他にも読んでいますがこれは特に強い吐き気を催すし変な頭痛に襲われます。実話をもとにしているし、実際はもっと残酷だったとか。映画もありますね。
『そして医師も死す』著者:D・M・ディヴァイン
創元推理文庫、山田蘭=訳のもの。
まず言わせてくれ、推理小説というものは素晴らしい。
犯人は誰なのか?その1点に向かってつき進む中で描かれる人間模様。この作品は医者という私からすれば崇高な立場の人間が主人公なのもあって、なんというか面白いです。(語彙力がない。)ディヴァイン作品はこれともう1つしか読んでないので、もっと読みたいですね。
いつからか外国の方が書いた小説を読むことが増えました。上述したのはその中でも特に印象深いものです。もう1回言うけど別にオススメじゃないよ。
あと、外国の小説って訳者にかなり左右されます。色んな訳者バージョンが出てるし、それによって捉え方も違ってくると思います。邦訳前の物を読めなんて酷なことはやめてくださいお願いします。
自分の「癖」みたいなこと
そういえばこの記事を書くにあたって、家の本棚を改めて眺めてみました。わかってたけど小説そんなに持ってないんですよね。漫画が9割なのは内緒。週刊少年ジャンプ系ばっかりなのも内緒。
小説あんまり無いのって、単純に読書量が少ないのもありますが、おそらく「好きな小説を何度も読む」というある種の「癖」があるからだと思います。
結末がわかっていても、過程がわかっていても、何度も読む。凡人なので案外細部まで読めてないし、正確に覚えていないものなんですよね。天才はたぶん1回読めば事足りるんだろうな。
私が言いたいことは、もう1回あの小説読み返すのも意外と悪くないかもね、ってことです。でもまあとりあえず、中断してる小説を読み終えてからにしとけよな。